助成先団体の事業の成果

つるかめ笑顔クラブ  (京都府京都市)

事業内容 高齢者が集まって、思い出を語り合うことにより、フレイル予防・認知症予防を目指す
助成金使途 双方向無線会話システム ・システム充電器 ・チラシ印刷、インク代 ・講師料、交通費
臨時会場謝礼 ・備品リース料 ・機材搬入駐車代 ・事務用品 ・消毒シート ・切手
ボランティア保険、福祉行事保険
事業成果 古い記憶を辿ることは記憶中枢の海馬が活発になって脳の活性化をもたらし、また、会話による精神活動はフレイル予防・認知症予防に効果があり、健康寿命の延伸につながることから、多彩なテーマで「思い出語りの会」を開催した(12回)。参加者は199名で前年より50人増加し、また、年齢層は70代から80代が中心で高齢者の社会参加の場所として貢献していることが実感できた。

ななつのこde運動し隊  
(東京都世田谷区)

事業内容 運動に馴染みのないシニア向け健康維持活動の実施と見守り合いの場の創出
助成金使途 謝金(健康サロン講師料、専門家見守り立会い、教材企画監修) ・販促ツール作成費
スタンプラリー配布グッズ作成費 ・血圧計 ・握力計
事業成果 体を動かす介護予防活動に取り残されがちな文化系シニアの存在に着目し、座ってできる健康体操などの運動と、保健講話など参加者の知的好奇心を満たすプログラムを組み合わせた通いの場を企画し、専門家の力を借りながら毎月3回開催した。回を重ねる毎に参加者同士が顔見知りになり、会場設営などを積極的に協力する様子が見られたとともに、介護予防や健康寿命の延伸に積極的に取り組む姿勢が生まれたことは大変意義深いと感じた。

一般社団法人 Challenge Active Foundation  (東京都板橋区)

事業内容 障がい者就労移行支援施設の利用者様へ、10分間の運動習慣形成支援プログラムを提供
助成金使途 広報チラシ制作、印刷 ・プレゼンリーフ印刷 ・Webサイト構築 ・動画コンテンツ制作
謝金 ・会議スペース ・交通費
事業成果 障がいや生活環境等が困難な状況にある人に対して、誰もが身体を動かすことの楽しみを通じて、アクティブに健康増進を行い活動的な生活が送れるように、オリジナル運動支援動画を制作した。動画は、障がいのある方でも無理なく取り組める内容に工夫するとともに、就労支援施設で手軽に動画へアクセスできるように専用Webサイトを開設し、全国の施設での活用を促した。その結果、動画の再生回数は500回以上に達し、好意的な反応を多数いただいた。

けんりようご・ねっと奈良  
(奈良県奈良市)

事業内容 高齢者・障がい者等の困りごとを専門職チームで対応する「なんでも相談会」を開催
助成金使途 講師料 ・参加者記念品 ・デザイン料(チラシ、コアラのマーチ、エコバック) ・会場費
名札ケース ・チラシ、資料印刷 ・切手 ・行事用保険料
事業成果 当団体は、士業および福祉、医療、住宅関連の専門職の権利擁護支援のネットワークであり、毎月1回の勉強会とは別に、年1回、高齢者・障がい者を中心に、権利擁護に関する周知啓発等の講演会(午前)、そして、複雑・複合化した困り事をきく「なんでも相談会」(午後)を実施している。助成により「第6回なんでも・相談会in香芝」を開催し、午前は二人の小児科医による「こどもはたから!みんなの力!!」をテーマとした対談会(参加者80名)、午後は専門職による無料相談会(相談内容71件)を実施した。

gocochi-Next  (福岡県久留米市)

事業内容 発達障がい児者が生きやすい地域づくりの為の、「ついんくる★★講座2024」を開催する事業
助成金使途 講師謝礼、交通費 ・講座運営メンバー交通費 ・支援ツール材料、事務用品 ・チラシ印刷
支援ツール作成委託費 ・会場費 ・振込手数料 ・郵送料 ・スピーカーセット ・飲食費
Zoom年間利用料 ・メンバー人件費
事業成果 障がい特性が見えにくい自閉症児者の特性、様々なライフステージを通して起こりやすい課題や支援方法を学ぶことで理解の促進や支援力の向上を図ることを目的として、様々なテーマで「ついんくる講座」を8回開催した。発達障害支援に関して全国から選りすぐりの講師陣による講座が開催できた。また、講師を囲んで昼食をとりながら座談会も開催し、講座だけではできない意見交換や交流が行われ、参加者各々にとって貴重な経験となった。

都城三股農福連携協議会  
(宮崎県都城市)

事業内容 フレイル世代を対象とした地域型コミュニティ農園の運用と「農福リハビリ」の実施
助成金使途 謝金(農園設備、運用のため) ・種子、農業資材、種苗 ・賃借料(農地、施設、会議室)
勉強会宣伝費 ・レターパックプラス ・プリンタ用インク ・トラクター作業委託費
事業成果 当協議会は、「農の医療的・福祉的活用」による「生きがい」づくりとQOL向上を目指す医療機関の参画する全国唯一の農福連携協議会である。軽度の農作業による認知症予防・改善プログラム「農福リハビリ」を開発。今回、地域内NPO法人との連携で地域型コミュニティ農園の設置が可能になったことから、多世代が参加できる交流の「居場所」として、農作業を活用したリハビリ指導と座学による「認知症予防/改善プログラム」の学習機会を提供した(延べ参加者71名)。

東北大学陸前高田応援サークルぽかぽか  (宮城県仙台市)

事業内容 地域コミュニティ形成の支援のために、サロン活動をする事業
助成金使途 レンタカー、高速道路、ガソリン代 ・クラフト物品 ・足湯用物品 ・チラシ印刷費
チラシ送付料 ・サロン茶菓子、飲み物 ・会議室料
事業成果 震災による人口流出や少子高齢化に加え、新型コロナウイルス流行による地域コミュニティの希薄化が課題となっている。この希薄化は緊急時の対応の遅れや孤独死の増加に繋がるため、地域コミュニティの活性化を目的に活動しているが、震災関連の助成金が減少しており、継続的に活動することは容易ではない。今回、助成金によって、12月と2月の2回、サロン活動を行うことができた。活動を通じて、住民同士の交流が促進され、また、住民同士の意見交換や交流が見られ、目標としていた地域コミュニティ活性化の一助となったと考える。

朗読ボランティア なぎさ会  
(広島県尾道市)

事業内容 音訳ボランティア活動に不可欠な機器、機材の老朽化と絶対台数の不足
助成金使途 パソコン2台 ・音訳ソフトライセンス ・パソコン用マウス
事業成果 結成より48年間、地域の視覚障がい者に寄り添い、音訳にて各種情報を届けてきた。音訳活動に不可欠な機器・機材が老朽化し、また台数も不足していたが、助成によって新しいパソコンおよびソフトを2セット購入できたことで、活動における支障が改善された。また、初めての試みとして、尾道市社会福祉協議会因島支所内で第一回因島ミニボランティアまつりを開催することになり、当会もプレクストークでの朗読録音体験を企画した。新しいパソコンのおかげで、多くの方に利用体験いただき、朗読の魅力や楽しさを伝えることができた。

特定非営利活動法人 いきもの語り  (愛知県みよし市)

事業内容 重症心身障がい児者を利用対象者としたショートステイを地域に作る
助成金使途 低床モーターベット ・防水マットレス ・メッシュカバー付サイドレール ・設置諸費用
事業成果 重症心身障がい児は、生活のすべてに介助が必要であり、多くのスタッフを必要とすることから、利用できるショートステイはかなり少ない。また、介護度が高いということは家族の負担も相当大きく、急用やレスパイト目的のショートステイ先の確保は大切である。この課題に対応するため、当法人は助成によって介護ベッドを3床購入し、利用者と家族が安心安全に利用できるショートステイを開始することができた。なお、スタッフも、ベッドから車椅子への移乗が一番体力を使うため、介護ベッドのおかげで、移乗時の負担を低減することができた。

特定非営利活動法人 ひな  
(埼玉県さいたま市)

事業内容 農作業を円滑に行うための土寄せ機(ねぎ管理機)を購入するための事業
助成金使途 土寄せ機(ねぎ管理機)
事業成果 当法人は、就労継続支援B型として、農作業、清掃作業、室内での内職作業などを行っているが、農作業はその中でも利用者に支給する工賃の額が最も多い作業となっている。農作業では、寄付していただいた小型耕運機と好意で(無料で)貸していただいた土寄せ機(ねぎ管理機)を修理しながら使用してきたが、ついに修理できないほどに故障してしまった。今回、助成によって、新しい土寄せ機を導入できたことで「ねぎの畝作り」「ねぎの土寄せ」「さといもの土寄せ」を行うことができた。今後はこの土寄せ機を使って、作付け時期に遅れることなく季節に合わせた野菜の栽培が期待できる。また、以前よりも軽量で操作が楽になったことで、操作ミスによる事故防止にも繋がった。

特定非営利活動法人 コーチズ(広島県広島市)

事業内容 コロナ前を取り戻せ!高齢者の生きがい作り、新ガンバルーンゲーム全国大会開催事業
助成金使途 横断幕・大会用具・ガンバルーンボール・会場使用料・チラシ印刷費・消耗品(テープ、ペン、消毒関係)・講師謝金(体験会15回、審判員8人)
事業成果 ガンバルーンゲーム体験会を15回開催し242名が参加した。また、コロナ禍で中断していたガンバルーンゲーム全国大会を4年ぶりに開催し、60代から90代まで18チーム・102名が参加した。これらの活動を通じて、高齢者の健康増進やコミュニティづくりの促進に繋げることが出来た。

NPO法人 精神保健福祉藤枝心愛会(静岡県藤枝市)

事業内容 精神障がい者と家族、市民を対象に「ピアノ弾き語り」を通して、障がい者への理解を深める
助成金使途 講師謝礼・会場借用料・消耗品(紙、ポスターカラー、インクジェット、チラシ)
事業成果 自身が若いころ統合失調症で苦しんだ経験を持つシンガーソングライターの体験談と歌を聴くライブを開催し、精神障害者施設の利用者とその家族、一般市民の150名が視聴した。参加者からも「自分自身に重ね合わせ共感を覚えた」「改めてポジティブな考えを持つことが出来た」等、大変好評な内容であったため、当日の模様は広報媒体を作成し各方面に配布することとなった。

一般社団法人 WATALIS(宮城県亘理郡)

事業内容 自然との触れ合いを通して、孤立しがちな人々が繋がる地域共生コミュニティ創り事業
助成金使途 人件費(運営担当者)・ミツバチ巣枠・給餌用花粉ペースト・水燻煙・貸出面布、手袋、花の種・チラシ印刷紙・インクトナー・発送用封筒
事業成果 高齢者や障がい者、メンタルヘルスに問題を抱えた地域住民を対象に「ミツバチの世話」「蜜源植物の栽培」「みつろうキャンドルづくり」「はちみつ試食会」といった自然と触れ合う体験プログラムを24回実施し、延べ210名の参加者となった。参加後のアンケートでは、参加者全員が「参加して良かった」と答えるなど、高い満足度であった。活動後には参加者が一緒にランチをとるなど、多世代間の交流の場を提供することができ、期待効果は概ね達成できたと考えている。引き続き共同作業における仲間づくりを促進していく。

特定非営利活動法人 いきいきムーン(大阪府大阪市)

事業内容 発達障がい者対象の社会資源としての自助活動推進事業
助成金使途 会場費・コメンテーター謝礼・ボランティア弁当代、交通費・告知リーフレット印刷費、文具、消毒液
事業成果 初心者から「自助会」主催者レベルまで階層別のプログラムで「自助会フェスタ2023」を開催し、オンライン/オフラインの延べ参加者は、X(旧Twitter)のスペース視聴を有効活用したことで、当初の予想を大きく上回る741人となった。医療機関や支援機関では困難な「生きづらさ」の軽減といったケアも、きめ細かなフォローが可能な「自助会」なら出来る等、その意義が再認識され、関東・中部・中国・四国・九州地区において「自助会フェスタ2024」の開催の話が出るなど、運動の拡がりについても手応えを感じることが出来た。

注文を忘れるJAZZ喫茶(千葉県船橋市)

事業内容 地域の認知症の理解促進と認知症高齢者の生きがい・自信作りのための認知症カフェの開催
助成金使途 チラシ印刷費・演奏家謝金4名×12回分・宣伝HP利用料・認知症高齢者送迎燃料費
事業成果 認知症高齢者と地域社会が交流できる機会、認知症に対する啓蒙活動を行う場の創出として、ランチ提供とジャズ演奏、認知症に関する講話、介護予防ロコモ体操等のプログラムで、認知症カフェを毎月1回開催した。平均参加人数は、昨年の13名から22名に増え、リピータも増えた。カフェの雰囲気は非常に良く、認知症高齢者と地域住民が一緒に会話を楽しみ歌う姿が見られ、また講話や体操等のプログラムに積極的に取り組むなど、「交流機会」と「啓蒙活動」という当初の目的は達成されていると感じている。

熱海メモリーズカフェ(静岡県熱海市)

事業内容 音楽を活用した健康増進、認知症予防のための地域サロンを定期開催するための事業
助成金使途 ボランティア協力者交通費・広告印刷・作業療法士謝礼・会場費・施設演奏時パーカッション、小楽器・プロジェクター
事業成果 令和5年4月より熱海市で地域サロンを開催し、2年が経過した。毎回20名近くの70代後半から90代前半の高齢者が参加し、社会参加とコミュニティの活性化に貢献している。楽器演奏や歌、交流を月に2回行い、参加者は懐かしい音楽にまつわる思い出を語り、心地よい時間を過ごしている。また、コグニサイズや手話歌を取り入れた認知症予防の運動も行っている。助成金で購入させていただいたプロジェクターの活用で一体感が生まれ、参加者が増加。令和6年4月からは起雲閣2階のギャラリーに移し、さらに多くの参加者を迎える準備をしている。参加者同士も仲が良く、一体感が高まっている。
今後も高齢者にとって交流や学び、健康促進の場として発展させていくことを目指していく。

特定非営利活動法人 外出支援ボランティア スマイル(滋賀県蒲生郡)

事業内容 ドアからドアへ笑顔をはこぶ、竜王町の外出支援スマイルです
助成金使途 車両(車いす移動車)
事業成果 2022年度1,582件・2023年度2,012件と利用者は年々増加傾向にあり、送迎の需要が増える中、利用者の要望に応えるために増車が最優先の課題だった。車椅子の方はもちろん、高齢者で外出時にシルバーカー持参の方も多いため、今回の助成で購入した車両は、後方部の広いスペースが非常に便利で有効活用している。また、増車により、ゆとりある運行スケジュールとなり、運転手の負担が軽減され、より安全な送迎活動に寄与している。送迎サービスを通じて、足腰に不安を抱える利用者に大変喜ばれるとともに、ボランティア運転手との会話も貴重なコミュニケーションの場となっている。

若竹支え合いの家(富山県富山市)

事業内容 少し先行くお年寄りを、元気な高齢者でお世話する《循環の街づくり》
助成金使途 中古カラオケ機材 (アンプ・マイク2本・スピーカー)・カラオケ用曲チップ、プロジェクター・プリンター
事業成果 地域の高齢者の自立と交流を促すために、週次で「身体計測」「座談会」「体操」「レクレーション」を前後に組み合わせた「昼食会」を開催している。今回の助成により、利用者の人気が高いカラオケ設備を新調・充実することができ、楽曲数が増え、音響・映像面のクオリティが格段に向上した。利用者からの評判も良く、コミュニケーションの充実など、活動の活性化に大きく貢献している。

NPO法人 MAMATO 重症児デイ ララベビーノ(東京都練馬区)

事業内容 座位保持椅子『バンビーナ』で、重症児の生活において、安心・安定・発達を提供したい
助成金使途 バンビーナPosi Sサイズ・ヘッドサポート・アームレスト・骨盤パット 脚部Sサイズ・体幹パット・内転パット・テーブル
事業成果 当施設には、自力で座位を保つことが難しい重症心身障がい児が多く在籍している。活動や食事の際、体に合わない椅子や他児の座位保持椅子を借りることや、抱っこ座りで行うこともあるため、介助をするうえで支障を来すことがあった。新たに座位保持椅子を整備できたことで、毎日多くの小児に使用することができ、調整が簡単なため安定した姿勢を保持できるようになった。また洗濯が可能であることから、衛生面においても改善された。

特定非営利活動法人 あかね会(栃木県日光市)

事業内容 子どもたちの安心できる環境を作るため、スヌーズレン室を設ける
助成金使途 工事費(浴室洋間に変更)
事業成果 スヌーズレン室(知的障害者らの感覚に心地良い効果を与える設備を備えリラックスできる部屋)を設置したことで、自らの気持ちや考えに向き合うことが可能となり、パニック状態に陥っても、心を静め深く考える時間を作ることができるようになった。周りの環境に影響を受けやすい子供たちは、スヌーズレン室で個別に学習を行っており、本人にとって心地良い環境を整えることで、課題に集中して取り組める状況を作ることが可能となった。