ホームの中の事業の実績の中の助成先団体の事業の成果

助成先団体の事業の成果

2020年度(追加)助成先の「事業実施報告書」より (5団体)

社会福祉法人 つどいの家後援会 宮城県仙台市

事業内容 重度障がい者を対象とする「なりきりコンテスト」の実施
助成金使途 会場費・衣装代、理容、美容、メイク費用、チラシ印刷代、フォトブック作成費、他
事業成果 コロナ禍により、全ての事業所の利用者が集まる形でのコンテスト開催が難しいことから、事業所ごとに開催し、成果は写真展で社会に発信することに方針転換したものの、重度の障がいのある人も自分の好きなドレスや衣装を選び着せてもらって満面の笑みの写真を撮ることができ、写真展の開催は「河北新報」で報道されたこともあって多くの人に来場いただけた。事業実施により重度障がい者の意思決定支援と社会との繋がりという当初の目的を達成できた。

あじさいの集い富士見 東京都板橋区

事業内容 健康体操、講義、語りと交流、健康相談をとおして在宅高齢者の自立を支援する活動
助成金使途 ボランティア謝金、研修参加旅費、講師料(資料、テキスト、交通費)、事務用品、日用品、印刷費、会場費
事業成果 健康体操、語りと交流、会員等によるミニ講義がセットとなった健康教室を月2回、計24回実施した。健康体操はトントン肺たたき体操、嚥下予防マッサージ、尿洩れ予防体操その他を無理をせず約1時間実施。講義は、講師を参加者の中から自薦・他薦で募り得意分野の話や実技なども交えて和気あいあいの雰囲気の中で実施した。地域の交流拠点として高齢者同士が繋がりを深め、本活動をとおして日々の活力を鼓舞し自助・自立の保持に努める支援となっている。

膠原病・リウマチ・血管炎サポートネットワーク 東京都品川区

事業内容 膠原病・リウマチ・血管炎患者に向けた運動機能向上のための動画配信
助成金使途 謝金(理学療法士打合せ撮影、事務スタッフ企画、運営、医師助言)、動画編集外注、会場代、交通費
事業成果 リウマチ医の助言の下、リハビリ専門家に監修をお願いし専門的な裏付けのある動画を作成することができた。動画はYoutubeで公開し週に1回配信、公開まもなく1千回以上の閲覧があった。専門的な裏付けがあるため、日本リウマチ学会のブース出展での展示に対して、多くの医師が興味を持ち、患者に紹介できる動画の存在を喜んでいただいた。助成金により質の高い動画が作成でき、引き続き動画作成に挑むきっかけとなった。

一般社団法人 Kukuru 沖縄県那覇市

事業内容 医療的ケア児家族のための在宅移行支援ハンドブックのバージョンアップ事業
助成金使途 ハンドブック印刷費、リングファイル、インデックスシート、表紙用ステッカーシート他
事業成果 3年前に作成した「退院移行支援ハンドブック」が大変好評で在庫がなくなっていたため、今回は内容をバージョンアップし増刷した。助成金のおかげで沢山印刷できたため、これまで活用いただいていた病院に留まらず沖縄県内の小児科のある基幹病院や保健所へも送付することができた。県内の医療的ケア児は2月時点で440名に上るが、その家族ができるだけ不安を軽減してお家での生活に移れるようハンドブックの提供を通じて支援ができるようになった。

重症心身障がい児者親の会ベリーの会 宮城県亘理郡

事業内容 障がい児者とその家族との地域交流イベント
助成金使途 兄弟支援バーベキュー交流会費、地域交流クリスマス会費、家族交流会(制作や勉強会)費
事業成果 医療的ケア児者とその兄弟及び家族の交流の場として、兄弟支援バーベキュー交流会(11月)、地域交流クリスマス会(12月)、保護者研修会(2月)、コンテナカフェ見学会(3月)等のイベントを実施した。イベントの告知は各店舗に掲示してもらいFMあおぞらでも呼びかけてもらうなど、障がい児者とその家族のことを知ってもらい、地域で幸せに暮らしていけるように一緒に考えてもらう機会となった。ボランティアの協力の輪も広がりつつある。

特定非営利活動法人 ぴくにっく 静岡県富士宮市

事業内容 今日から始める、フレイル予防!高齢者健康づくり講座開催事業
助成金使途 会場費、音響機材運搬費、配布用テキスト印刷代、案内用通信費、広告費
事業成果 概ね65歳以上の高齢者を対象に健康づくり講座を計14回開催、のべ約600名に参加いただいた。カラオケ機材を使用し皆で懐かしい歌を200曲以上歌ったほか、毎回、アクセルブレーキ踏み間違い防止運動を実施、また詐欺犯罪に逢わないための啓発活動等も行った。本来のフレイル予防に加え、時には同年代の方々の居場所であり、友達づくりの場であり、生きがいを見つける場としても活用いただくなど、参加者のみなさんのお役に立つことができた。

若年性認知症カフェ 「なんぱく」 福岡県福岡市

事業内容 若年性認知症カフェを、当事者・家族に広く周知し、社会資源として活用してもらう
助成金使途 リーフレット作成費、講演会会場費、講演会講師謝礼、講演会資料印刷代
事業成果 リーフレットの作成にあたって会議やインタビューを通じて当事者や家族へ何を伝えれば良いかが明確になった。相談者がリーフレットを直接相談窓口に持参し説明いただくことで何にお困りかを知ることができる一方で、窓口職員は若年性認知症について説明しやすくなり、一社会資源として繋ぐツールができたと言っていただくなど相互に成果があった。講演会開催では当事者や家族の話を直接聴くことで先入観や誤解に気づくことができたとの感想が聞かれた。

特定非営利活動法人 プロ・ハンド岩手 岩手県盛岡市

事業内容 訪問理容事業に使用するまくら付き折りたたみ椅子購入費
助成金使途 ヘッドレスト付き折りたたみ椅子2台
事業成果 高齢者や障がい者宅への訪問ヘアーカット用のヘッドレスト付き折りたたみ椅子2台を購入させていただいた。従来、施術時は訪問宅にある椅子を利用していたが、リクライニング可能な折りたたみ椅子を利用することにより、顔そりされる方にも安心して施術を受けていただくことができるようになった。施術中は、会話をしながらリラックスしてもらい、ヘアーカットを通じて生活の質を維持しリフレシュ効果を得てもらいたいと考えている。

大正大学学生出前定期便 東京都豊島区

事業内容 大正大学周辺地域住民の抱える日常生活の問題把握及び、解決、社会的孤立の予防
助成金使途 電動自転車2台
事業成果 活動の移動手段として電動自転車が活用できるようになり1日に複数件の高齢者宅へ訪問することができるようになった。また、活動範囲を拡大することが可能になったため、従来は訪問できなかった地域にも訪問を行っていきたい。今後もゼミ生で当活動を引き継ぎ、地域に根付いたインフォーマルサービスとなるよう励んでいく。

助成事業・助成応募要項・申込書

前のページへもどる